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エキノコックス

エキノコックスという寄生虫は世界に4種類存在し、そのうちの多包条虫という種が北海道を中心に日本列島で感染が危惧されている。
多包条虫の固有宿主はキツネ、オオカミ、イヌであり、中間宿主は野ネズミなどのげっ歯類である。
北海道では主にキツネとエゾヤチネズミの間で生活史が循環している。
ヒトはキツネなどの固有宿主から排出された虫卵に汚染された食品、水、手指から経口摂取して感染する。
体内に侵入した多包虫は主に肝臓に生着し、そこで徐々に増殖する。
症状は膨満感、腹痛、肝腫大、黄疸などであるが、症状が現れてから診断される症例は既に手遅れである場合が多く、危険性の高い寄生虫といえる。
治療は外科的に病巣を摘出するか、それが困難な場合は薬剤を投与する。
いずれにせよ、治療は困難であることが多く、本症に感染しないこと、すなわち予防することが重要である。
予防には感染源であるキツネ、野犬の生息密度を低下させ、それらの接触を避けること(キツネに餌付けをしない)。
また、飼い犬、飼い猫を林野で放し飼いしない(中間宿主である野ネズミを摂食させないための措置)
野菜などは充分に水洗いして、出来れば加熱したものを食べるようにする。
外出後、食事前の手洗いを徹底すること。
などが挙げられる。
本症例は本州でも数例確認されているため、北海道在住でないからといって全く安全とは限らない。
その他の感染症を防ぐためにも良好な衛生環境を構築することが望まれる。
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コメント

ひろかずさんへ!!

まずは「ブロとも)に成れまして喜んでいます。!有がとうございました。!
エキノコックスの怖さは生息する動物が北海道に多いので北海道庁の衛生課が真剣に対処してほしいものと思いました。
感染症は予防が出来る病気なのですねー。色々難解な設問でしたが参考になりました。!

荒野鷹虎さんへ

こちらこそブロとも承認およびリンク貼りまことにありがとうございます。
エキノコックスやその他の感染症の予防には行政の努力も必要ですが、国民の衛生環境に対する意識改革も重要になります。
しかしながら、結局は行政が衛生教育等を行い、国民を啓発していかなければなりません。

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